国内正規販売の商品です（レンタル版ではありません）。

状態は、比較的きれいな方だと思います。自宅保管の品であることをご理解の上、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

梱包は基本的に、エコの観点の元、リユース素材のものを使用させていただきます。

出張等で、連絡できても「発送ができない」日がございます。「自己紹介」にて発送できない日を記載しておりますので、お急ぎの方は、ご入札の前に必ずご確認くださいませ。

以上、あらかじめご了承いただき、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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商品についての追加説明（他サイトより）
驚天動地! 日本映画史に残る奇跡!
小川プロダクション全作品DVD化プロジェクト第四弾は、人と風土を克明に描き続けた小川プロダクション・サーガにおいて三里つかとを牧野結ぶ連結的な映画として重要な意味を持つ『クリーンセンター訪問記』、『牧野物語・養蚕編』、『牧野物語・峠』の三作品。本DVDでは『牧野物語・養蚕編』、『牧野物語・峠』の2作を収録。

●『牧野(まぎの)物語・養蚕編』
山形県牧野村へ移住した小川プロダクションスタッフは、木村サトさんを「養蚕の師匠」と呼び葉っぱ選びから繭をつくるまでの蚕の飼育を一切の仕草を省くことなく丁寧に教わる。小川紳介は、執拗に養蚕とは何か、養蚕労働、農について・・・それらを深く追うことはなく、じっとそれらを見つめ続ける。
人の言葉を聞かせ、見つめることによって見つめる・・・映画の中の映画が喜々として躍動する瞬間・映画を収穫するための作業が芳醇な傑作。
原正が8ミリで記録した映像を田村正毅が16ミリにブローアップした。

【スタッフ】
監督:小川紳介/製作:伏屋博雄・飯塚俊男/撮影:原正(小川プロ撮影部)/16ミリ拡大撮影:田村正毅
録音:瓜生敏彦/出演:木村サト、木村修一、木村初、白石洋子(蚕飼育担当)、見角貞利(桑園担当)
*クレジットタイトルにはスタッフ名の記載は一切ない

●『牧野(まぎの)物語・峠』
本編にて「牧野物語 その2」と名されたように「養蚕編」に続く牧野を舞台にした作品。
山形で農業を営みながら詩人としても著名な真壁仁の詩碑「峠」が蔵王に建立された。真壁の詩人としての強い意志と農への思い、記憶、風景を小川紳介の一途な愛が捉えた短尺ながら宝石のような傑作。

【スタッフ】
監督:小川紳介/製作:伏屋博雄・飯塚俊男/撮影:奥村祐治/録音:瓜生敏彦/出演:真壁仁
*クレジットタイトルにも、当時の上映チラシにもスタッフ名の記載は一切ない。

製作年度:1977年、日本、本編111分(養蚕編)+本編43分(峠)
映画評論家・上野昂志氏による解説文付

「これからの仕事(映画)は、事件があるから撮る、というのを止めようよ。牧野はニッポンの平均的なムラだろう。際立った事件もない。でも、このムラにカメラが入ったことが、事件なんだ」(牧野で小川紳介がスタッフへ繰り返し言った言葉より)

【牧野物語・養蚕編-公開当時のスタッフの言葉-】
◎おごさま おごさま なにくておがる(大きくなる) うらのはたけのくわくておがる・・・・・・ 牧野の老婆が口ずさんだうただ。養蚕の主人公は女である。養蚕には、女の暮しが息づいている。母親は、作った繭のクズを集めて、子供たちに着物を織って与えたし、養蚕の技術も母から娘へと伝承されてきた。
◎五十二歳になる木村サトさんは、小川プロの養蚕の先生。サトさんは、かつて実家の母親から学んだ技術を、私たちに伝授してくれる。サトさんは、自分の世代で牧野から蚕が姿を消すだろう、と考えている。若い継承者がいないから。でも、寂しさに負ける事なく、自分の蚕をみる眼の確かさに自信と誇りを持って蚕を飼い続ける。

【牧野物語・峠-公開当時のスタッフの言葉-】
◎一九七七年十月八日、真壁仁さんの詩活動を讃えて、蔵王山中に詩碑が建立されました。
◎この映画は、詩碑建立を機会に、真壁さんの記録映画をのこしたい、という真壁さんと共に文学運動に参加する人々の発意を受けて、小川プロダクションが製作したものです。
◎私たちは、真壁さんに、敬愛の念を込めて、また、真壁さんを知り、あるいは、真壁さんの詩、文化活動に接した人々に、この映画をおくります。