アール―ヌーボ様式の古いウォールコンソール
25年ほど前にインドネシア セマランの古いオランダ屋敷が取り壊され、そこから骨董屋に流れたウオールコンソールを数点買ったうちの1点です。材質を聞くと、漆喰壁の方を指さしましたので多分石膏製かと思います。産地はフランス アンチックと言ってました。オランダ人が、この地にいたのは戦前まで、ですので品物は、それ以前の物と推定しています。
手に持てばズシリと重く、アンチック調の樹脂ウオールコンソールではないことがわかると思います。塗装は色むらがあるように見え～多分吹付ではなく手塗かと思います。
壁等につけ使用したとみるのは非常にきれいで、吊り金具もついてないことから、ひょっとしたらデッドストックかとも思ったりします。最初の写真は、壁にL型金具を2本付けて、その上に差し込み飾っていた写真です。
概略寸法  最初の写真で高さ：約２９Cm 最大幅：約２１Cm 奥行；約２３Cm
全体的な感じとしては重厚感があり、擦り傷および汚れ等はありますが、目につくような傷は見た所なさそうです。内側は空洞になっていて黒く塗装されていますが、写真の様に少し剥げて下地が見えていますので生地が確認できます。